新型コロナウイルスの流行に起因し、外出を控える患者様が増えてきました。
このような思いで、受診そのものを控えている場合もあります。
しかし、持病がある方にとって、受診控えは致命的な問題です。
そこでこの記事では、受診控えをする患者様の課題を解決するオンライン診療についてご紹介します。
【目次】
コロナ禍において、患者様は通院・受診に対してどのような不安を抱えていらっしゃるのでしょうか。その原因を知ることで、医療機関様が解決すべき方法や対策が見えてきます。
そして、これら問題の最大の解決策となるのが「オンライン診療」です。
オンライン診療が患者様のどのような不安をカバーできるのか、そして医療機関様にとってどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
患者様が通院や受診に不安や不満を感じる点は、主に次の3つです。
● 新型コロナウイルスへの感染の恐れ
● 診察や会計などの待ち時間の長さ
● 通院のための移動距離・時間の長さ
この3点から見えてくる原因として、外出によって「不特定多数の人と接触する恐れがある」「長時間の外出・移動が負担になっている」の2点が挙げられます。
信頼している主治医様に診ていただきたいと考え、遠方から通っている患者様は多くいらっしゃいます。
しかし、新型コロナウイルス流行以降、外出に不安を覚える日々が続いたが故に、受診控えをされる患者様が増えたことも事実です。
オンライン診療は、外出による感染の恐れや待ち時間の長さ、そして通院そのものを無くし、患者様が不安・不満と感じる原因をカバーする仕組みです。
もちろんオンライン診療が、すべての疾患に対して有効的な診療方法だとは言えないかもしれません。
しかし、少なくとも受診控えをされていた持病を抱える患者様にとっては、安心して受診できる方法です。
主治医様の顔を見ながらお話ができることは、大きなメリットだといえるでしょう。
オンライン診療は、医療機関様にとっても多くのメリットがあります。
これまで対面診療では行き届かなかった部分が比較的容易くできるようになります。
ここまで患者様の不安や不満の解決策として、オンライン診療をご紹介しました。
次は、患者様の不安や不満を解決するためのサービスについて解説します。また「今すぐのオンライン診療は検討していない医療機関様」にもおすすめできるサービスもご紹介します。
オンライン診療の導入は難しい、導入までに時間がかかるとの印象をお持ちの医療機関様も多いのではないでしょうか。
実は、オンライン診療に特化したシステムを利用することで、メーカーのサポートも受けながら負担の少ないオンライン診療の導入が行えます。
また、オンライン診療を使用するうえでさらに利便性が増すツールがあります。
具体的には、紙で行っていた問診を、PCやスマートフォンなどの機器を使い患者様がご自身で入力する問診ツールなどが挙げられます。これにより、電子カルテへの転記をはじめ事務作業が大幅に軽減でき、スタッフ様の負担を減らせます。
参照:ユビーAI問診
オンライン診療の導入は考えていらっしゃらない医療機関様でも、患者様の不満を減らす方法があります。
その方法とは、患者様の待ち時間の削減ができる順番管理システムの導入です。
このシステムは、待合室のモニターと音声で次の診察予定の患者様にお知らせする仕組みで、自分の待ち時間を確認できます。また、患者様ご自身のスマートフォンでも確認できるため、感染対策として車内など感染リスクの少ない場所でも待機できます。
このようなシステムを利用し、患者様の不安・不満の一部を解消することも可能です。
参照:順番管理システムまちみる
今回は、患者様の不安や不満と、その解決方法であるオンライン診療についてご紹介しました。
オンライン診療の導入には二の足を踏まれている医療機関様も多くいらっしゃるでしょう。しかしながら、新型コロナウイルスの流行により、少しずつ患者様にも受け入れられてきているのも事実です。
特に持病のある患者様にとっては、オンライン診療は有効的な仕組みといえます。
今後、オンライン診療を導入する医療機関様は拡大していくと考えられます。医療機関様、患者様双方に持続可能な仕組みづくりをしましょう。
Q&A
Q1:オンライン診療のサービスは、どの年代のスタッフでも簡単に使えますか?
A1:はい。オンライン診療サービス導入にあたっては、不都合なくご利用いただけるよう、サポートいたします。
Q2:オンライン診療を受ける側の患者様は、受診の際に何が必要ですか?
A2:スマートフォンやタブレットと、インターネット環境があれば利用可能です。