コラムNo.78
最近では、顔認証付きカードリーダーの設置や、自動精算機・釣銭機の導入により、患者様の動線が多岐に渡ってきました。医療機関様側でも、ご案内・誘導にお困りではないでしょうか?
今回は、このような時に便利な「誘導サイン」をご紹介させていただきます。
誘導サインとは?
目的地へと来訪者様を導くために設置される看板や表示のことです。矢印で方向を示したり、距離を提示したりすることで、迷わずに目的地へたどり着けるように誘導します。
素材別に3種類の誘導サインについてメリット・デメリットを交えながらご紹介いたします。
(1)ゴムマット
裏面が黒いゴムマットになっているので、煩わしい施工が一切不要です。
床に置くだけのフロアマットになります。
メリット
特別な工事や工具が一切不要で、床に置くだけで設置が完了するというお手軽さが人気です。視覚的な誘導、設置の簡便さなどがメリットとして上げられます。
デメリット
ズレやすい、劣化するなどのデメリットがあります。
(2)サインシート
床用のシールタイプになっています。薄いため段差にならず安心です。
ご自身で貼ることもできますが、施工業者に依頼するとより綺麗に貼ることができます。
メリット
床用のシールを貼るため剥がれ難いです。又、段差が殆ど出ないという点も安全面から人気のポイントです。シート貼りも比較的簡単にできます。
デメリット
シールを貼るという作業が必要になります。
剥がす際、糊残りや床を傷つけてしまう場合がございます。
(3)ステッカー
床用以外に、カウンターに貼り付けられるステッカーでも誘導できます。
メリット
カウンターに貼る事で、患者様の目線に近い位置での誘導ができるようになり、より分かりやすい案内が可能となります。
デメリット
剥がす際、糊残りやカウンターを傷つけてしまう場合がございます。また、印刷スペースが小さいため、細かいデザインには不向きです。
誘導サイン活用例
弊社では、院内の動線をスムーズにする為に、大きく二つの既製デザインを用意しています♪
マイナンバーカード受付機用
マイナンバーカード受付機(顔認証付きカードリーダー)の位置を分かり易くするための誘導サインです。
オンライン資格確認が導入され、患者様はマイナンバーカード受付機で資格確認を行っており、下記のような課題も出てきています。
・受付と会計が同じ場所の為、患者様のプライバシー確保が出来ない
・受付に人が混み合い、会計が出来ない
・カウンターに受付機を置くスペースがない
これらの課題を解決するには、カウンターとは別の場所に受付機を設置する必要があります。
一方、受付カウンターとは別の場所に設置をすると、患者様はマイナ受付をせずに、カウンターにお越しになる可能性が高くなり、再度受付機へ移動していただくなど、患者様にとっても手間となってしまいます。
そこで、誘導サインではっきりと受付機の位置を示すことで、患者様は迷わずにマイナ受付をすることができます。
自動精算機(自動釣銭機)用
自動精算機の位置を分かり易くするための誘導サインです。
自動精算機や自動釣銭機は患者様自身でお支払いを行っていただくことで、スタッフ様の業務を効率化することが可能です。
会計の準備が出来次第、患者様が精算機でお支払いを済ますことが出来れば、スタッフ様の手間は大きく軽減します。
自動精算機や自動釣銭機の場所が明確に分かれば、「精算機でお会計をお願いします。」とお声をかけるだけで済みます。
精算機の場所が分かり辛いと、場所を聞かれるなど対応が増えてしまう為、患者様に分かりやすくご案内する必要があり、誘導サインが有効となります。
(既製品は「自動精算機」のデザインのみですが、同じお値段で「自動釣銭機」も作成可能です。)
オリジナル品も作成できます!
いかがだったでしょうか。
今回は一例として、マイナンバーカード受付機と自動精算機(自動釣銭機)の誘導サインを紹介しましたが、誘導サインが必要なケースは他にも多く有ります。
医療機関様では、検査やリハビリ、処置など患者様に移動をしていただくケースもある為、医療機関様の運用に合わせた誘導サインを準備することで、患者様からのお問い合わせを減らすことが出来るかもしれません。
誘導サインはデザイン・サイズもオリジナルでお見積り可能です。
患者様の導線について、お問い合わせを多く頂くことはありませんか?
一度、院内の誘導について確認してみてはいかがでしょうか。
(一例)
入口・出口・診察室・検査室・〇〇室・自動ドア・2階・〇〇階・受付窓口・会計窓口・相談窓口・1番・〇〇番・駐車場・優先席・非常口・傘入れ・処方箋はこちら・間隔を空けましょう・こちらでお待ちください・滑りやすくなっています・足元注意・段差注意・土足禁止…等々
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