コラム

蛍光灯がなくなる?蛍光灯2027年問題とは?

最近、ニュースやテレビCMでも目にする機会が増えている蛍光灯2027年問題ですが、実際にはどの様な影響があるかご存知でしょうか。

今回、蛍光灯2027年問題についてご紹介します。

蛍光灯の2027年問題とは?

2023 年 11 月の水銀に関する水俣条約第 5 回締約国会議で、
すべての一般照明用蛍光ランプの製造と輸出入が 2027 年末までに禁止と決定しました。
※既に一般照明用の高圧水銀ランプについても、製造と輸出入は 2020 年末で禁止されています。

つまり、蛍光灯は2027年以降在庫がある限りの販売となります。

考えられる懸念点

在庫品の流通や販売・既存製品の継続は可能ですが、今後は蛍光灯の製造中止や値上げ、
LED 照明の注文集中による機材不足・工事業者不足が懸念されています。

原材料費や物流コストの上昇などの影響もありますが、主要メーカーでは大幅に価格を引き上げています。

また、建築業界においても、人手不足が問題となっており、LEDへの切り替え工事については、施工までに時間を要すことが想定できます。
施工については、作業員の不足だけでなく、機材の不足もあります。
機材の不足は価格にも影響が出ると思われますので、LED 照明への計画的な切り替えをお早めにご検討してみてはいかがでしょうか?

では、LEDへ切り替えるメリットとは?

LEDに変更する8つのメリット

1.長寿命
40,000 時間も寿命があるので、資源、費用、手間がグッと減ります。


2.省エネ
直管型 LED の消費電力は、約 20W ととても省エネ。電気代も節約できます。


3.すぐに明るい
点灯直後からほぼ 100%の明るさで、院内や局内を照らします。


4.丈夫
強化ガラスの約 150 倍の強度を持ち、衝撃に強い安心な照明です。


5.調光対応
調光して使用すれば、さらに大幅な省エネ効果を発揮します。※専用調光器が必要です。


6.水銀レス
LED は水銀を含まない環境にやさしい製品です。


7.UV カット
低紫外線なので、虫が集まりにくく、色あせや熱による劣化も低減。


8.点滅耐久に優れる
スイッチの ON・OFF によって、寿命が縮まることはありません。

LED交換検討時の注意点

LED交換を検討する際の注意点をご紹介します。

☑交換方法
一般的には照明機器(本体)を交換する工事が多いですが、既存の本体はそのまま使用し蛍光灯をLEDに変更するバイパス工事もあります。
本体の劣化もありますので、基本的には機器の交換をオススメします。
費用自体に大きな差がないため、機器自体を交換した方が長く使用することができます。
作業上、機器の交換が出来ない場合はバイパス工事の検討も良いでしょう。

☑LED交換の許可
テナントとして入居している場合、照明機器はオーナー様の持ち物となります。
その為、LED交換についてはオーナー様との相談が必要です。
LEDへ交換して良いのか、費用はどちらが負担するのか、退去時はどうするのかなど、事前に確認をすることで、トラブル防止となります。
一度、管理会社へ相談することをオススメします。
相談することで、オーナー様の負担でLED交換を行っていただけることもあります。

最後に

LEDへ交換することで、電気料金削減のメリットもあります。
電気料金が高騰している今、どれくらい電気料金が削減できるのかLED交換工事のコストシミュレーションを行ってみてはいかがでしょうか。
シンリョウでは、無料でコストシミュレーションを作成しております。
お気軽にご相談ください。

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