■ マイナス金利解除 日銀は3月19日の金融政策決定会合でマイナス金利政策を終了しました。マイナス金利の解除は金利の上昇につながり、将来的に金利上昇による不動産価格の低下や、不動産購入者の意欲低下を招く恐れがあります。住宅ローン金利の推移には今後も注視する必要があります。■ 地域差の考慮 都心部と地方・郊外では傾向が異なります。利便性の低い地方や郊外では価格低下の可能性があるため、所有物件の立地を考慮する必要があります。例えば、首都圏や大都市圏では引き続き高い需要が見込まれる一方で、地方都市では人口減少や高齢化により需要が減少しつつあります。したがって、地方の物件を所有している場合は、現在の高値での売却を検討することが賢明かもしれません。■ 将来的な需要減少 長期的には人口減少による需要低下が予想されるため、現在の高値での売却を検討する価値があります。特に、日本の総人口は減少傾向にあり、少子高齢化が進んでいます。2040年までに日本の総人口は約1億人を下回ると予測されており、特に若年層の減少が顕著です。これにより、将来的には不動産の需要が低下し、価格が下落することが懸念されます。■ 建築資材高騰の影響 建築資材の価格高騰が続いており、特に新築住宅の価格上昇が予想されます。これは中古物件の相対的な価値にも影響を与える可能性があります。例えば、木材や鉄鋼、コンクリートなどの建築資材の価格は、供給チェーンの混乱や需要の増加により急騰しています。このため、新築住宅の建設コストが上昇し、それに伴い新築住宅の販売価格も上昇しています。これにより、中古住宅の相対的な価値が高まり、現在の市場価格での売却が有利となる場合があります。■ 省エネ基準の影響 2025年4月から新築住宅に省エネ性能表示が義務付けられるため、既存住宅の資産価値に影響を与える可能性があります。省エネ基準の強化により、新築住宅の需要が増加し、相対的に既存住宅の需要が減少することが考えられます。例えば、新築住宅においては、省エネ性能が高い物件が好まれる傾向が強まっており、既存住宅はこれに対抗するためのリフォームや改修が必要となる可能性があります。したがって、現在のうちに既存住宅を売却することで、将来的な市場変動の影響を避けることができます。お問い合わせフォーム ▶9① 価格査定まずは不動産会社に査定を依頼します。査定結果をもとに、売却価格の目安を知りましょう。② 媒介契約の締結査定後、不動産会社と媒介契約を締結します。媒介契約には、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。③ 販売活動の開始媒介契約を締結した不動産会社が、物件の広告や見学会を通じて販売活動を行います。魅力的な写真や詳細な情報を提供することで、購入希望者の関心を引きます。マンションの売却は大きな決断ですが、現在の市場環境を最大限に活用するために、まずはお手持ちの不動産の「現在価格」を把握されることをおすすめします。シンリョウでは、お客様のニーズに合わせたサポートを提供しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。お客様コールセンター(平日9:00~19:00まで受付)お気軽にお問い合わせください信頼できる不動産会社を選定しましょう。④ 購入希望者との交渉・売買契約の締結購入希望者が現れたら、価格や条件について交渉を行います。納得のいく条件がまとまれば、売買契約を締結します。⑤ 引き渡し準備・引き渡し契約後は、リフォームや清掃、引っ越しの手配、登記手続きや税金の計算等、引き渡し準備を行い、最終的に、購入者へ物件を引き渡します。0120-7-11296売却査定はシンリョウまでマンション売却までの流れマンションの売却は、計画的な手続きが重要です。
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