長瀞ライン下り宝登山ロープウェイ蒸気機関車「SLパレオエクスプレス」秩父・長瀞の祭り宿泊を伴うお出かけもおすすめや「長瀞岩畳」も見られます。船頭さんの長瀞の川の魅力を満喫できるのが、長瀞ライン下りです。船頭さんが巧みに操る和船に乗って、ゆったりと川を下っていきます。急流エリアでは勢いのある流れの中、スリリングな体験ができるでしょう。川下りの途中では、国指定の名勝・天然記念物に指定されている「秩父赤壁」ガイドを聞きながら見学できるため、理解も深まるのではないでしょうか。春は桜、夏は涼風、秋は紅葉、そして冬にはコタツ船と、日本の四季折々の風景を楽しめるでしょう。【ロープウェイ料金】大人(12歳以上)往復1,200円子ども(3歳以上)往復600円長瀞エリアを見守る標高497mの宝登山。山麓から山頂までを約5分間で結んでいるのが宝登山ロープウェイです。宝登山頂にはミシュラン・グリーンガイド・ジャポン一つ星を獲得した寶登山神社が。秋には紅葉のライトアップも楽しめます。宝登山小動物公園では、自然の中でニホンザルやホンシュウジカを見られます。春には美しい梅の花、気候条件が整ったときには雲海も楽しめるでしょう。【乗車料金】 乗車区間分の乗車券+SL指定席券(事前 購入1,000円、窓口購入1,100円) もしくはSL自由席券(800円)秩父鉄道が運行するSLパレオエクスプレスは、都心から一番近い蒸気機関車です。電車とは違う、力強い走りを満喫できるでしょう。車内では秩父鉄道沿線地域の味を取り入れたSL弁当(事前予約必須)を味わえるほか、人気落語家による見所紹介アナウンスも楽しめます。昔懐かしい車内販売や、子ども向けの乗車特典も人気の秘密です。 秩父・長瀞エリアには、伝統的な祭りが数多く受け継がれています。秩父神社で行われる「秩父夜祭」は300年以上の歴史を持ち、京都祇園祭、飛騨高山祭とともに日本三大曳山祭の一つとして親しまれています。提灯やぼんぼりの明かりが揺れる華やかな屋台は、とても美しいもの。「秩父祭の屋台行事と神楽」は、重要無形民俗文化財およびユネスコ無形文化遺産にも登録されています。 長瀞エリアにおいて、夏の風物詩として親しまれているのが、水上の安全祈願をする「船玉まつり」です。約1,000基の灯篭が荒川へ流され、提灯をつけた船が水上を走る様子は非常に幻想的。対岸からは花火が上がり、祭りの雰囲気を盛り上げてくれます。毎年3月には宝登山山麓にて春の訪れを祝う「長瀞火祭り」が行われます。長瀞駅前から獅子舞一行と一般奉賛者が連行し、火渡り行事は一般参拝者でも参加可能です。普段とは違う体験を求めて、祭りの時期に合わせて同エリアを訪れるのもおすすめです。 首都圏からほど近く、日帰りでの観光も十分に可能な秩父・長瀞エリア。とはいえ、その魅力や歴史は非常に奥深く、半日~1日で周り切るのは難しいでしょう。観光業を売りにしている同エリアには、魅力的な宿泊施設も多くあります。宿泊を伴う旅行を企画し、ゆったりとその魅力を満喫してみてはいかがでしょうか。 93月・4月におすすめの国内観光地をWeb版Doctor’sライフ限定で紹介しています。● 秋田県「武家屋敷」 ● 徳島県「鳴門の渦潮」● 香川県「桜景色」 ● 長崎県「チューリップ祭」右記QRコードまたは「シンリョウ ドクターズライフ」で検索いただき、Vol.5のP.20~21を是非ご覧ください。表示価格は全て税込表記です。
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