2023年まで投資可能商品の数一般NISAを選ぶメリット・デメリットは?つみたてNISAを選ぶメリット・デメリットは?一般NISAとつみたてNISAの選び方一般NISAに向いている人つみたてNISAに向いている人 一般NISAとつみたてNISAの大きな違いのひとつとして、投資できる商品の数が異なっている点があげられます。投資可能商品の数にも注意しましょう。 一般NISAは投資対象が広く、非課税枠が大きいことが特徴です。つみたてNISAは非課税期間が長いことが特徴だといえるでしょう。 一般NISAのメリットは「年間の非課税枠が大きい(最大120万円)」、「投資対象の商品が豊富」という2点があげられます。 デメリットは「2023年以内しか口座開設できないこと」「損益通算ができないこと」の2点です。 特に一般NISA以外の口座でも投資をおこなっている人は、損益通算に関して考慮する必要があるでしょう。一般NISAの損益次第では税金が発生する可能性があります。 つみたてNISAのメリットは年間非課税額が少ないが「非課税期間が長い点」があげられます。 デメリットは「投資対象の金融商品が少ないこと」だと考えられます。 長期的な投資を考えている人にとってはメリットが大きいですが、短期間で非課税枠を大きく取りながら投資をしている人にとっては考えどころです。 では、一般NISAとつみたてNISAはどちらがおすすめなのでしょうか。それぞれに適した投資家のタイプを分析してみます。 一般NISAは非課税期間が短い反面、年間非課税枠が大きいという特徴があります。短期間で利益を上げたいと考える人や、市場の動向チェックに慣れた投資経験のある人におすすめです。取り扱い金融商品の数が多いため、自分の判断で柔軟な投資をしたいという人にも向いています。 つみたてNISAは年間非課税枠が小さいものの、非課税期間が長いため、少ない資金でコツコツと資産を積み立てたい人に向いています。また、自動投資がついている点にも注目です。一度始めれば自動的に投資が継続されるため、細かな市場チェックや難解な判断が不要になります。こういった点を考えると、投資初心者にもおすすめできる投資方法です。年間非課税投資枠非課税期間口座開設期間投資対象商品対象年齢現行NISAつみたてNISAの投資対象一般NISAの投資対象選択制一般NISA120万円5年間2023年国内外株式投資信託18歳以上・株式投資信託・国内外の株・国内外のETF、ETN・国内外のREIT・新株予約券付社債つみたてNISA40万円20年間2042年長期投資に適した一部の投資信託18歳以上一般NISAとつみたてNISAは、同じNISAでも複数の違いがあります。大きく分けると一般NISAは投資の経験者向け、つみたてNISAは初心者向けだといえるでしょう。とはいえ、どちらにもそれぞれのメリットがあります。特徴をおさえた投資計画を立てられるのであれば、初心者、経験者の別なくトライできるシステムであることは間違いありません。自分の投資スタイルを把握し、決めてみてはいかがでしょうか。・一部の投資信託・ETF5
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