Doctor'sライフ 03
4/20

「一般NISA」と「つみたてNISA」の違いとは非課税投資枠と非課税期間の違いNISAを徹底解説 NISAは非課税で投資ができる国家制度です。NISA自体は民間企業が手がける投資商品ですが、国家肝いりの制度ということもあり、注目している人は少なくありません。現行NISAには「一般NISA」「つみたてNISA」が用意されています。いずれも非課税で投資ができる点は同様ですが、その内容にはそれぞれ違いがあるため、選択の際には注意する必要があるでしょう。 金融商品に投資をした場合、配当や売却益に対して20%の税金がかかります。しかしNISAはその税金が一定期間、投資金額に応じた分が非課税になる制度です。一般NISAとつみたてNISAもその基本は変わりませんが、投資枠や期間に違いがあります。 まず、非課税投資枠と非課税期間が異なります。非課税投資枠とは「利益に対して非課税になる投資金額の上限」です。一般NISAの非課税投資枠は年間120万円が上限に定められています。いっぽう、つみたてNISAの非課税投資枠は年間40万円です。一般NISAなら120万円まで、つみたてNISAなら40万円までの投資額で金融商品を購入し、それによって発生した利益に対して非課税になります。なお、NISAにおける「年間」とは1月から12月です。毎月の投資額は特に定められておらず、最終月になる12月にNISAをスタートしても非課税枠は変わりません。+42024年から新NISAがスタートけどイマイチまだわからない…新NISA併用可成長投資枠240万円上場株式・投資信託等18歳以上2024年1月から新しいNISAがスタートしますが、現行NISAの非課税枠は、(2024年から始まる)新NISAとは別枠の為、今から始める事で非課税枠を多く利用できます。例:2023年のつみたてNISA枠 40万円年間投資枠非課税保有期間非課税保有限度額(総枠)口座開設期間投資対象商品対象年齢2024年の新NISA枠 1,800万円つみたて投資枠120万円無期限化生涯投資枠1,800万円(うち成長投資枠1,200万円)恒久化長期の積立・分散投資の適した一定の投資信託18歳以上現行のつみたてNISA対象商品と同様①整理・監理銘柄 ②信託期間20年未満、毎月配分型、高レバレッジ型の投資信託等を除外無期限化恒久化NISAを始めるなら今がベスト!=1,840万円まだ間に合う第1回

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る