ラガーとエールの違いで分けようとしても、クラフトビールはそこからさらに多くの違いが出てきます。ピルスナー、ヴァイツェン、IPA…詳しくなければ「何のことだ」と混乱してしまいそうなほどの種類です。そこで、迷った時に使える好みに合わせた表を用意しました。 おつまみとの相性で選ぶのも新たな出会いが楽しめます。たとえばワインなら「赤ワインならこの肴」といった「マリアージュ」がありますよね。クラフトビールもワインのマリアージュのように、肴との相性(ペアリング)を楽しむ「ビールペアリング」があります。ビールペアリングにはいくつかのコツがありますが、そのうちのいくつかをご紹介します。●ビールと肴の色を合わせる ビールの色は何色もあります。たとえばホワイトビールなら白色です。肴をマヨネーズを使ったポテトやクリームチーズ、白身魚など、ビールと同じ色合いにすると見事なペアリングになりますよ。●味わいで合わせる 人間が感じる味覚には「甘み、塩味、苦み、酸味」などがあります。この味覚を利用したビールペアリングもおすすめです。基本的には同じ系統の味(甘いビールなら甘い肴)を合わせるのですが、意識的に違う方向性の味を合わせても美味しさが増すことがあります。いろいろな組み合わせを楽しんでみましょう。●ビールと肴の国を合わせる その国で好まれているビールのほとんどは、その国の料理と相性がよい味わいです。たとえば「ドイツのビールならソーセージが伝統!」というイメージはありませんか?それは実際にその組み合わせが美味しく、伝統になるほど愛され続けているためでしょう。どのクラフトビールにするか迷ったとき、お好きな国の食文化を思い起こすのもおすすめの選び方です。 クラフトビールは自由なビールです。1杯1杯が違う個性を持ち、飲む人の好みに合わせたテイストが選べます。その選び方もじつにさまざまです。表を参考にしたり、ビールペアリングを考えてみたりなど、選ぶことそのものが楽しめるプロセスを持っています。選びきれない種類があるからこそ、選ぶことが楽しくなるクラフトビール。ぜひお気に入りの1杯を見つけてお楽しみください。白 迷った時に使えるチャート クラフトビールの選び方 おつまみとのペアリングで選ぶのも 最高に楽しい方法 どこまでも自由に楽しめるのが クラフトビールの魅力ビアスタイルピルスナー苦 味コ ク香 り瑠 璃コエドビール6種飲み比べセットセッションIPAIPL毬 花伽 羅名様ブラックラガーヘフェ・ヴァイツェン漆 黒インペリアルスウィートポテトアンバー紅 赤11読者様PRESENT15
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