Doctor’sライフ02
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7ジャマイカ8メキシコ9キューバ中米南米バリエーション豊富な味わいの集合地味わいと風味が広がる日本人お馴染みの味わい9キューバ8メキシコ4ハワイ6中国1エチオピア5インドネシア 中米のコーヒーはバラエティに富んでいます。ジャマイカ、メキシコ、キューバなどのコーヒー豆はそれぞれ味わいも香りも異なり、まるでコーヒーの集合地ではないかと思うほどの多様性です。 ジャマイカ産のコーヒーは香り・味わい・酸味の調和性が群を抜いています。風味は軽めで喉ごしはなめらかに仕上がっており、飲みやすさも折り紙付きです。高級ランクに分類されるブルーマウンテンが有名ですね。 メキシコ産は上品で麦を炒ったようなやわらかな風味が特徴的です。香りや酸味のバランスがよく、苦みが少ないため、ストレートで飲みたいときに向いています。ミルクが不要と言う人もいるようです。味わい深さのなかに飲みやすさがあるのですね。 キューバ産は苦みの少なさと甘みを含んだ香りが個性を放ちます。角のないまろやかな口当たりで、飲みやすさが感じられるでしょう。ポテンシャルを楽しみたいときには浅煎りや中煎りがおすすめです。 南米と言えばブラジル、コロンビア、ペルーなどがよく知られています。日本でもお馴染みの産地です。 ブラジル産はバランスに優れた味わいが堪能できます。コク、香り、酸味、苦み、どれを取っても絶妙なバランスに仕上がっており、飲みやすさも抜群です。ミルクや砂糖などとも相性がよく、幅広い飲みかたができるのも魅力ですね。 コロンビア産はややストロングなコクと甘みに、どこか南国フルーツを思わせる愛らしい香りが同居する魅惑的な表情を持っています。ブレンドベースとしてもすぐれたポテンシャルを発揮することも特徴です。 ペルー産はコクと酸味がほどよいバランスで、まろやかな苦みと甘みが感じられます。ナッツに似た香りがあり、浅煎りにすると爽やかな柑橘系、深煎りにするとビターチョコレートのような風味が一緒に楽しめます。豆の種類はコーヒー好きにとって欠かせないこだわりのひとつです。産地にこだわるともっとコーヒーの世界が広がります。産地ごとに違う個性を味わい、豊かなコーヒーライフを楽しみましょう。12ペルー11コロンビア113タンザニア2ケニア11コロンビア12ペルー10ブラジル10ブラジル7ジャマイカコーヒーで世界を巡る豊かな個性を楽しむひとときを

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