Doctor'sライフ01
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①資産形成をしやすい厚生労働省が発表する令和3年のドクターの平均年収は1,378万円と、日本の平均給与の443万円と比較して非常に高いことが特徴です。本業だけで十分な収入を得ているとお考えの方もいらっしゃると思いますが、世の中の富裕層が実践している資産運用テクニックを知っておくだけでも「使えるお金=可処分所得」に大きな差が生まれます。その中でも、手間がかかりにくく、効果を得やすい、そして再現性の高い運用方法である不動産投資について、数多くのドクターの資産運用をサポートするクリアルパートナーズ株式会社代表取締役社長の澁谷賢一が、簡単にご紹介します。大きく3つの理由があると考えます。不動産投資は、所有している不動産を貸し出して賃料収入を得ることを目的とします。例えば年間100万円の賃料収入が入ってくる2,500万円の不動産を購入したとしましょう。10年間運用すれば1,000万円の収入を得ることができます。仮に、10年後 202,000万円で売却すれば、概算で1,000万円(賃料収入)+2,000万円(売却収入)‒2,500万円(取得原価)=500万円の投資利益が得られるということになります(※不動産運用には、各種税金、空室や修繕負担等が発生する可能性がありますので、あくまでイメージとして捉えて下さい)。大した手間をかけずに500万円の収入が入るとなれば、決して悪い運用ではないことは分かりますが、そのために2,500万円もの資金を準備することは年収の高いドクターとはいえ、なかなか高いハードルとなります。しかし、資金の準備という点では、ドクターの方は大きなプラスのアドバンテージがあります。それは投資資金の2,000万円を金融機関が最大で全額融資してくれるのです。お金を借りて投資をする分、金利負担分は投資利益が目減りすることになりますが、頭金が殆ど要らない状況で運用をはじめることができますから、投資金額に対してどれだけ利益を得られたか、という指標においては、他の投資商品では得ることのできない資産運用%資産価値が下がり、 14

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